メキシコと言えば「サボテン」
そんなイメージを抱く方も多いですよね。
実はこのサボテン、メキシコでは非常によく食べられます!
その中でも「ensalada de nopales」はサボテンメニューの中で、最もよくみるメニューの一つだと思います。
今回はメキシコ人お友達に教えてもらった、ensalada de nopalesのレシピをご紹介します。
メキシコのサボテン ノパル
メキシコのサボテンはこちら!
日本語では「ウチワサボテン」
メキシコではちょっと街を離れたところを車で走っていると、所々にこのウチワサボテンの木があります。いや、そこらじゅうに生えまくっています!
元々はサボテンなのでとげがいっぱいあります。お店で売られているサボテンは、このとげを削ぎ落としたものです。専門のとげ取り職人さんがいるらしいです。
スペイン語では「nopal(ノパル)」
複数形で「nopales(ノパレス)」
メキシコ流にかわいく言うと「nopalito(ノパリート)」です。
メキシコ友達は猫にノパリートと名付けてました。かわいい♡
サボテンサラダ|ensalada de nopales 作り方
材料
- ノパル … 10枚くらい
- パクチー … 1/2束
- トマト … 1個
- 紫たまねぎ… 1/4個
- リモン(ライム)
- オリーブオイル
- オレガノ
- 塩
作り方
①ノパルを切る
ノパルを洗い、1.5cm角くらいに切って鍋に入れます。
1cm×4cmくらいの短冊切りでもOKです。
②ノパルを茹でる
①の鍋にノパルの頭がかなり出て、なんとか水が入っているのが見えるくらいまで水を入れます。
ノパルから水がたくさん出るので、最初から水をたくさん入れると水が多くなりすぎてしまうのです。
お好みで塩を少し入れてもOKです。色が鮮やかに仕上がるそう。
(下の画像では塩は入れていません)
茹でていくとノパルから水分がたくさん出てきて、水が足りない感はなくなってきます。
また色がくすんだ緑色に変わり、粘りも出てきます。
沸騰してから20〜30分くらいしっかり茹でるのがポイントです。途中水が少なくなってきたら、少しずつ足していきます。
茹で始めてすぐだと酸味がかなり強いですが、しっかり茹でると酸味がマイルドになっていきます(完全にはなくなりません)。
茹で上がったら、ザルにあけて冷ましておきます。
③野菜を用意する
ノパルを茹でている間に、一緒に合わせる野菜の準備をします。
紫たまねぎ、トマト、パクチーを細かく刻んでボールに入れておきます。量はお好みでも大丈夫です。
普通のたまねぎでもいいですが、その場合は少し水に晒した方がいいかもしれません。紫たまねぎだとたまねぎの辛味が少ないように思うのでそのままでも大丈夫です。
④ノパルと他野菜を合わせて味付けする
茹で上がったノパルと刻んだ野菜を合わせて味付けをしていきます。
塩、リモン、オリーブオイルを使います。
塩は今回の分量ですと小さじ1杯弱(5g弱くらい)、オリーブオイルは全体にさっと回るくらい入れます。あまり入れすぎると油っこくなるので要注意です。
リモンはお好みですが、私は2個分くらいをいつも入れています。
そして最後に…
オレガノをひとつまみ程度入れます。
こちらのオレガノは少し葉が大きいので、私は指で少し潰しながら入れています。
これがかなりいいアクセントになるので、ぜひ試してみてほしいです!
味を整えたら完成です!
サボテンサラダ|ensalada de nopalesの完成!
材料を切ったり、茹で時間が長かったりするのはちょっと面倒ですが、結構日持ちするので一度作っておくと便利な一品です。
メキシコの方はそのまま食べると言うより、カルニータスなどタコスに挟んで食べているイメージですが、我が家はそのままガッツリ(笑)
レタスなどの葉野菜にどっさりのせて、サラダとして食べています。
お肉料理と合わせるとさっぱりするのでオススメです!
そして気のせいかもしれないですが、これを食べるとお通じが本当によくなる気がします。
ノパルが手に入る方はぜひ一度作って見てくださいね!