日本の庶民的な料理の代表格「とんかつ」
日本に住んでいるときは、とんかつって正直作るのがめんどくさすぎて、食べに行くか近所のスーパー(お肉屋さんが作ってるものでおいしい♡)で買っていました。
が…ここメキシコ。
そんな都合よく行けるお店も、もはや私の相棒と化していたスーパーもありません。
娘のお弁当にもいいし、たまにはフライも食べたいし…
重い腰をあげて、材料完全現地調達でとんかつを作ってみました。
パン粉を調達
お肉の入手はここアグアスだと比較的簡単。
問題は「パン粉」でした。
日本食材店のtoyoに行けば日本のパン粉が売っているけれど、ちょっと高いし…(あと行くのが少し面倒…)
ということで、HEBで見つけたパン粉を買ってみました。
HEBのパン粉
購入したのはこちらのパン粉。
英語表記もあるし、「JAPANESE STYLE」とも書いてあるので、ちゃんとパン粉だと分かり、安心して購入できました。
価格は44.9ペソ。このところペソが急上昇しているので円換算しにくいですが、1ペソ=7円としたら312円。
決して安くはないですが、許容範囲ではないでしょうか。
パン粉類似品に注意!
間違ってパン粉だと思い購入してしまった商品があります。こちらです。
とんかつの写真があるのでパン粉だと思い込んでしまい…
帰宅して開封してみたら、謎の粉が入っていました。
多分シーズニングパウダーだと思います。
HEBのパン粉でとんかつ作り
HEBのパン粉詳細
さっそく開けてみました!中身はこんな感じです。
日本でよく売られているパン粉のような形ではなく、少し丸っこい感じの形状です。
そして固さもふわっとした感じではなく、ぼろぼろっと固めです。
とんかつ作り工程
HEBで購入した豚肉に、こちらのパン粉をつけてみました。
やや固めなのでお肉にパン粉が付きにくいところはありますが、それほど問題なく衣づけすることができました。
そして次は揚げ工程。
衣が落ちやすいかと思いましたが、意外と落ちません。
むしろ日本のふわっとしたパン粉より落ちないかも。
裏返してみました。
予想以上にいい感じに焦げ目がつきました。
パン粉自体がしっかりしているためか、少ない油で揚げても、衣が押しつぶされた感じにならない気がします。
そしてついに揚げ上がり!
お肉のカットが雑なので形はアレですが、かなりいい感じに仕上がりました!
とんかつ定食、完成です!
HEB パン粉の特徴
今回はHEBのパン粉を使ってとんかつを作ってみました。
そこで感じたのは、
・固めの衣に仕上がる
・冷めても衣がベチャッとならない
ということです。
口上がりがサクッとした感じにはならず、むしろガリっとした感じになります。
そのため人によっては固すぎて口の中が痛い…ということもあるかもしれません。ただ、この食感の方が好き、という方もいらっしゃるかもしれないと思いました。
またこの固さによって、冷めてもベチャッとしにくい、という利点もあります。
我が家は揚げて1時間ほど経ってから食べましたが、全く衣が水っぽくなってしまうということはありませんでした。
このとんかつを使って、カツ丼にしたら衣の固さを活かせそうなので次回はやってみますね。
シンプル材料
原材料をチェック
原材料も見てみました。
原材料は、
・小麦粉
・砂糖
・イースト
・塩
この4つだけです。すごくシンプル!
試したことがないので味は分かりませんが、牛乳を入れて軽く煮込んであげれば、離乳食初期〜中期の離乳食にもいいかもと思いました。
日本で売られている類似品
こちらのHEBのパン粉を食べたとき、日本で販売されている「三木食品 材料3つの無添加パン粉」にすごく似ているなと思いました。
日本のパン粉は、シンプルな材料だけで作られているものは少ないです。
一方こちらのパン粉は、小麦粉・イースト・塩、だけが原材料。HEBのパン粉と材料も似ているし、食感は本当にそっくりです。
もし日本にいてHEBのパン粉を試してみたい、帰国したけどHEBのパン粉が懐かしい、使いたい!という方は、ぜひこちらを試してみてください。
まとめ
正直なところ、あまり期待せずに購入したのですが、予想以上においしくいい商品だと思いました。
日本食材店で販売されている日本のパン粉の値段にもよりますが、HEBのパン粉の方が安いのであれば、我が家のパン粉メインはHEBのものでいいかなと思います。
ザクっとした固めの食感が好き
添加物が気になる
そんな方はぜひ試してみて欲しい一品です。
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