いざメキシコに引っ越しとなると、日本国内の引っ越しとは違いやることがたくさんあります。特に子供連れとなると手続きも一層増えます。
今回はメキシコ帯同2回目の私が渡航前に日本でやったことをまとめました。
メキシコ赴任、帯同が決まった方はぜひ参考にしてみてください。
・夫は先にメキシコ入り
・私+娘(当時7歳)で後から(夫の4ヶ月後)メキシコ入り
・家は持ち家で渡航前に売却
日本の家の手続き
日本の家をどうするのか。
この場合、大きく4パターンに分けられます。
- 売却
- 貸し出す
- そのままにしておく
- 賃貸の場合→退去
家の売却
海外赴任をする際、家の売却を検討する方も多いと思います。
我が家も分譲マンションを売却してきました。
売却の流れとしては、
- 不動産業者を見つける。家の査定をする。不動産業者契約
- 室内写真撮り、見学者対応
- 買主決定
- 売却手続きに関する書類作成
- 引っ越し
- 最終売買契約、鍵引き渡し
という感じになります。
ここで大切なのは不動産業者選び
名義人(我が家の場合夫)が日本にいればいいですが、我が家のように夫が先にメキシコ入りしてしまっているという場合、売却手続き書類が結構複雑です。対応経験がない業者ですと大変な思いをするのは自分たち…
経験値の高い大手不動産を強く推奨します。
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家の貸し出し
必ず日本に戻ってくる場合は、貸し出しを検討する方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、ペットの可否、付属品の故障責任所在(エアコンなど)、壁などの汚れ・破損の責任所在、退去日の取り決めなど、不安に思うことや想定できることはとことんまとめ、管理会社を通ししっかりと事前打ち合わせをしておくことをお勧めします。
そのままにしておく場合
家は人が住んでいないと大変傷みやすいもの。
管理会社、もしくは家族・親戚などにお願いして、定期的に風通しをしてもらうようにしましょう。
賃貸の場合
海外帯同が決まったら、早めに不動産業者や大家さんに連絡をしましょう。
大抵のケースでは、退去日の1ヶ月前までに連絡、契約によってはもっと前の場合もあるので早めに確認することをおすすめします。
日本に家具などを置いていく場合は、レンタルボックスの利用が便利です。
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引っ越し関連
海外引っ越し
メキシコへの海外引越しについては、こちらに詳しく書きました。見てみてください。
不用品の処理
海外帯同をきっかけに、大胆な断捨離をする方も多いと思います。
とはいえ、捨てるとなると惜しくなる…
そんな方にはリサイクルショップがおすすめです。
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また、中には引き取ってもらえないもの、自分で捨てるしかないものが出てくると思います。日本はゴミの引き取り日が限られているので、しっかりとスケジュール確認をしましょう!
特に粗大ゴミは市に連絡が必要だったり、支払いを先にしないといけないなどあるので、早めに動きましょう。
定期購入品の利用停止
Amazonなどで生活用品やおむつなどよく使うものを定期購入している場合、必ず利用停止の手続きをしましょう。
電気・ガス・水道・ネット解約
電気、ガス、水道、ネットの解約を忘れずにしましょう。
特にネットは契約している会社によっては解約金がかかったり、モデムの返却が必要だったりします。早めの確認をおすすめします。
郵便物転送届
引っ越しが全て終わったら、郵便局で郵便物の転送届依頼を提出しましょう。
郵便局に行けば教えてもらえます。
お金・カード・保険関連
クレジットカード
必ず住所変更をしましょう。変更しないと、カード更新時に新しいカードが今までの家の届いてしまって大変です。
仕事を退職してメキシコに来る方は、家族クレジットカードを1枚作っておくのもおすすめです。
また気をつけたいのがETCの解約。
クレジットカードを作る際に、無料でETCカードを作れるため、持っている方も多いと思います。しかしETCは一定金額使えば無料ですが、使わないと月々手数料がかかる場合があります。海外に来たら絶対に使わないので、必ず確認、解約しましょう。
銀行
日本の銀行は、日本に住民票がないと口座継続できない場合があります。
できる銀行ももちろんありますので、一度ご自身の銀行に確認をしましょう。
また海外帯同を機に、紙の通帳からエコ通帳への切り替えをおすすめします。
そしてアプリなどで口座管理ができるようにしておくと、とても便利です。
保険関連
生命保険、火災保険、地震保険、自動車保険、自転車保険…など、それぞれ解約、住所変更などの手続きをしておきましょう。
携帯関連
我が家は日本の携帯はそのまま保持、プランだけ一番格安のプランに変更しています。
海外で使える端末でないのと、番号はもはやいろんなところに登録しているので失えないのが理由です。
メキシコで使う携帯は、別途メキシコで購入しました。
iPhoneの方はSIMだけメキシコで購入して、そのまま日本で使っていた端末を使っている方もいます。
もしいらないスマホがたまっていると言う方は、端末だけ売ってしまうのもありです。
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リサイクルネットがいいのはデータを「完全に消去」できる特殊なシステムを導入しているところです。
公的手続き関連
パスポート取得
これがないと出国できません。ない方は早めに申請をしましょう。
戸籍謄本・印鑑証明取得
ビザやパスポートの手続き、車や家の売却などで必要となることがあります。必要な方は早めに取得しましょう。
住民票の除票・国外転居届の提出
海外赴任、帯同をする場合、一般的に日本の住民票は除票する必要があります。
マイナンバーもこの時点で失効となります(失効のハンコが押されて戻ってきます)
市役所で手続きができます。その際、会社によっては除票証明書が必要となるので、必要な場合は入手します。
また同時に国外転出届の提出が必要となります。こちらも市役所で行います。
運転免許証 住所変更
家の売却をした方、賃貸だった方は運転免許証の住所変更の必要があります。
私は出発の2週間以上前に家を売却し、実家に一時居候させてもらったため、その際住民票も実家に一度変更しました。そして運転免許証の住所も変更しました。
ちなみに州にもよるかもしれませんが、メキシコで国際免許証は必要ありません。
私は前回も今回の帯同も国際免許証は取得しませんでしたが、メキシコに来てからすぐにメキシコの免許証を作ることができました。
納税代理人届け提出
こちらは夫が行いました。夫の出国時にはまだ家を持っていたためです。
土地や家、他資産がある方は必要となるので、手続きをしましょう。
またメキシコに来て働くかもという方もしてきた方がいいかもしれません。
車の売却・レンタル
車の売却
私のように地方に住んでいた人だと、最後まで車が手元に欲しいところ。
ですが、海外赴任が決まったら、車検切れのタイミングをみながら適切なところで売却をしましょう。
よくあるネットで一括査定申込みもいいですが、あれは入力をした瞬間に一斉に色々な業者から電話がかかってくるので注意です(笑)
そういうのが面倒な方は、無難そうなところを1、2社個別に依頼する方がいいかもしれません。
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レンタカーの手配
早めに車を売却しちゃったけど、渡航直前まで車が欲しい!
そんな方はレンタカーを手配しましょう。
1、2日でない、少し長期のレンタカーなら、ガッツレンタカーがおすすめです。
あまり車は使わない方なら、カーシェアリングもおすすめです。
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学校関連
海外の学校への連絡
入学を希望する学校へ連絡し準備を始めましょう。
現地校へ行く場合、日本人学校へ行く場合など、学校によって必要なものは異なってくるので確認が必要です。
現地校の場合は予防接種記録(英文)が必要かどうかも確認した方がいいです。
日本で通学中の学校への連絡
海外帯同が決まり次第、早めに通学中の学校へも連絡をしましょう。
転校先の学校へ提出しなければならない書類を、日本の学校で作成してもらうことになります。学校最終日に受け取ることになると思いますので、こちらは絶対に忘れないようにする必要があります。
また転校先に提出する書類とは別に、「教科書給与証明書」も学校からもらいます。
これは現在学校で使われている教科書の種類、出版社が書かれたものになります。
これを海外子女教育振興財団に提出して、日本の教科書を受け取ることになります。
出発日の2ヶ月前からの手配準備が推奨されています。
詳しくはこちらをご参照ください。>>海外子女教育振興財団・教科書について
通信教育の手配
メキシコから手配できるものもありますが、できれば日本にいる間に検討だけでもしておくことをおすすめします。無料お試しができたり、資料請求できたりするのも日本にいる間だけです。
特に小学生に人気のスマイルゼミや、【進研ゼミ小学講座】はメキシコに来てしまうともう手配ができません(涙)
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習い事、学童連絡
習い事や学童にも忘れずに連絡をしましょう。
海外帯同にあたり仕事を辞めた方
失業保険受給期間延長手続き
海外帯同によって仕事を辞めざる得ないのに、すぐに就職活動できないから失業保険がもらえない。
そんな方はぜひ「失業保険の受給期間延長手続き」をしてきてください!
海外から帰国後に受給できる可能性があります。
詳しくは最寄りのハローワークで聞いてみてください。
住民税の先払い手続き
住民税は1年度前の分を支払うので、仕事を辞めた後も支払いがあります。
必ずメキシコに来る前に支払い手続きをしましょう。
市役所に行けば教えてもらえます。
保険証返却 & 夫の社保に入る手続き
退社日を過ぎたら、できるだけ早く保険証を会社に返却します。
また同時に夫の会社の社保に入れてもらう手続きをします。これは会社側がメインで動いてくれますが、保険証が届くまでは病院に行きにくかったりするので、通院がある方は注意が必要です。
国保の手続き
国保の支払いをしている場合は、市役所で手続きが必要です。
また国保の場合、出国時期によっては国保支払い通知が出国後に届いてしまう場合があります。家族などに代理で支払ってもらうよう準備が必要です。
これも市役所の国保担当の課で聞いてみてください。詳しく教えてくれます。
健康関連
海外渡航向け予防接種
メキシコだからかもしれませんが、結構たくさん接種が必要となります。
病院に連絡したらすぐに接種できるわけではありません。早めに動くことをおすすめします。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
渡航前健康診断
こちらは会社から指示があると思います。
会社で検査指定外の検査項目も、気になるものは受けていきましょう。
今まで会社で働かれていた方は気付きにくいですが、市が無料チケットなどを出している検査項目もたくさんあるので、保健センターに問い合わせてみるのがおすすめです。
歯科検診へ行っておく
病気や怪我などは保険がききますが、歯医者はNGというところが多いです。
また結構診療代が高いです!!
早めに歯科検診に行き、悪いところがあるなら治療をしてきたほうがいいと思います。
またクリーニングなどもないので日本でやってきた方がいいです。
必要品の買い出し
荷物にランクを付け、効率よく買い物しよう
メキシコへ荷物を運ぶ手段は3種類。
用途に分けて、計画的に買い出しをしていきましょう。
- 船便:すぐにはいらないもの。大きいもの。
- 航空便:メキシコ入りしてすぐに使いたいもの。
- 手荷物:メキシコですぐに使うもの。失くしたくないもの。食品、薬など。
特に子供が学校で使うものは、メキシコでは手に入らなかったり、手に入っても日本より質が悪い場合が多いです。
持っていくものリストを作成して、忘れ物がないようにしたいですね!
私が持ってきてよかった、持ってくればよかったと思ったものをまとめています。
こちらもよかったら参考にしてください。
スーツケース
これは少し余談になりますが、スーツケースは断然「フロントオープン」のものをおすすめします!!
海外赴任の場合、大抵の場合は1人2つのスーツケース(しかも大型)を準備すると思いますが、真ん中からパカっと開くタイプのスーツケースだと場所をとって荷物を詰めるのが本当に大変です!
その点、フロントオープンは蓋の部分を壁に立てかければいいので本当に楽。半分のスペースで済みます。蓋を閉めるのも簡単です。
↓↓こういうのです↓↓
どちらも購入しましたが、これは使えます。
手ぶら・空港宅配サービス
成田からANAでメキシコシティ入りされる場合。
ANAが提供している「手ぶら・空港宅配サービス(国際線)」がおすすめです。
こちらは荷物をヤマト運輸が自宅に引き取りに来てくれ、そのまま荷物を移動。引き取りはメキシコシティでできます。
我が家は私と娘7歳でスーツケース合計4個。成田までは新幹線と電車で移動だったので、スーツケースを運ぶのは1人1個が限界…そのためこのサービスを利用し、スーツケース2個は先に送ることにしました。これが本当に大正解!
お子さんがいる方はぜひ一度チェックしてみてほしいサービスです。
VPNの準備(こちらは旦那さん向け参考かも)
海外に辿り着いて、いざ生活!
電気OK!ネットOK!となり、さあいざ日本の番組を見ようと思っても、実はprimeビデオ、Netflixなどは、ただネットを繋げただけでは見ることができません。
欠かせないもの、それは「VPN」
詳しくは下記の記事に書いたのでぜひ参照してください!
まとめ
この記事を作成するにあたり、帯同前に作成したリストを振り返ってみましたが本当にやることがたくさんです…
ご家庭によってはもっとやることがあるのかと思います。
日本でやらなければいけないことに関しては、我が家の場合Googleスプレッドシートにまとめました。それを夫と共有して、随時必要事項や進捗状況を更新していきました。
特に我が家のように夫と家族の渡航時期がズレる場合、このやり方はすごく便利だと思います。よかったらやってみてくださいね。
メキシコ帯同前の方に参考になると嬉しいです。